スタディサプリ、通信教育との付き合いかた
ひと昔は、映像授業は数十万円(東進など)するものでしたが、ネットの進歩により10分の1以下の価格で映像授業を受けられるようになりました。進研ゼミでも映像で問題を解説・タブレットで苦手問題を抽出します。
これらだけでも勉強が完結しそうです。
けれども、テストで点数を取るためには、問題演習、特に繰り返し問題を解くことが必要になります。
よくあるパターンは、
「授業を受けただけで理解したつもりになり、自分で手を動かして問題を解くことをしない。自分ではできるつもりになっているけど、実際はできるようになっていないため、単元が進むにつれて授業がわからなくなっていく。けれど、本人はできると思っているから、どこでつまずいたのかわからない」
です。
(「わかる」と「できる」は違う)
これは大学受験、資格試験でもよくあります。
業界のカリスマ講師の授業は教えるのがうまいですから、その授業を受けている時はわかったつもりになっても、実際に自分で問題を解いてみると解くことができないということが多々あります。
スタディサプリ、進研ゼミはうまく使えばコスパが高い商品ですので、新しい単元の導入として使い、その後は自分で問題演習をやることを忘れないようにしましょう。